ChatGPTの中心にあるのは大規模言語モデル(LLM)です。大量の文章から「この言葉の次にはどんな言葉が来やすいか」を学んでおり、質問と会話の流れをふまえて、答えの文章を少しずつ予測しながら作っています。必要に応じてウェブ検索・計算・ファイル分析などの道具も使います。「調べて覚えた事実を取り出している」のではなく「文章を作っている」ので、もっともらしい間違いが起きることがあります。
答えが返ってくるまで
- 入力を受け取る:質問の文章、添付したファイルや画像、カスタム指示やメモリなど
- 文脈を読む:同じ会話の中のこれまでのやりとりもまとめて読みます(コンテキストウィンドウとは?)
- 言葉を予測して作る:文章を「トークン」という小さな単位で少しずつ作ります
- 道具を使う:最新情報は検索、計算やグラフはプログラムを動かして作ることがあります
- 回答を表示:文章のほか、表・画像・計算ツールなどの形で返すこともあります(Intelligent UI)
「学習」は2段階
まず大量の文章で言葉のパターンを学び(事前学習)、そのあと人の評価なども使って、役に立ち安全な答え方をするように調整されます。学習に使われたデータには期限があり、それより新しいことは検索しないと分かりません(知識の期限とは?)。
思考(Thinking)モデルとは
難しい質問では、答える前に時間をかけて考える「推論(思考)」をするモデルが使われます。計算や計画、複雑な比較などで正確さが上がる一方、返事までに時間がかかります(InstantとThinkingの違い)。
仕組みから分かる上手な使い方
参考:OpenAI「Prompt engineering」ガイド(推論モデルとGPTモデルの違い)、Wikipedia「Generative pre-trained transformer」。