Q.009始め方・基本

ChatGPTはどんな仕組みで答えている?

公開日  運営:ChatGPTの疑問100運営事務局

ChatGPTの中心にあるのは大規模言語モデル(LLM)です。大量の文章から「この言葉の次にはどんな言葉が来やすいか」を学んでおり、質問と会話の流れをふまえて、答えの文章を少しずつ予測しながら作っています。必要に応じてウェブ検索・計算・ファイル分析などの道具も使います。「調べて覚えた事実を取り出している」のではなく「文章を作っている」ので、もっともらしい間違いが起きることがあります。

答えが返ってくるまで

質問を送ってから回答が返るまでの流れ 1 質問を送る 文章・画像・ ファイルを入力 2 文脈を読む 会話の流れや 設定もふまえる 3 言葉を予測 次に続く言葉を 少しずつ生成 4 道具を使う 必要なら検索・ 計算・分析 5 回答 文章・表・画像 などで返す
質問を送ってから回答が返るまでの流れ
  1. 入力を受け取る:質問の文章、添付したファイルや画像、カスタム指示やメモリなど
  2. 文脈を読む:同じ会話の中のこれまでのやりとりもまとめて読みます(コンテキストウィンドウとは?)
  3. 言葉を予測して作る:文章を「トークン」という小さな単位で少しずつ作ります
  4. 道具を使う:最新情報は検索、計算やグラフはプログラムを動かして作ることがあります
  5. 回答を表示:文章のほか、表・画像・計算ツールなどの形で返すこともあります(Intelligent UI)

「学習」は2段階

まず大量の文章で言葉のパターンを学び(事前学習)、そのあと人の評価なども使って、役に立ち安全な答え方をするように調整されます。学習に使われたデータには期限があり、それより新しいことは検索しないと分かりません(知識の期限とは?)。

思考(Thinking)モデルとは

難しい質問では、答える前に時間をかけて考える「推論(思考)」をするモデルが使われます。計算や計画、複雑な比較などで正確さが上がる一方、返事までに時間がかかります(InstantとThinkingの違い)。

仕組みから分かる上手な使い方

  • 前提や目的を書くほど、予測の方向がしぼられて答えがよくなる(良い質問の基本)
  • 事実・数字は出典を出させて確かめる(なぜ間違える?)
  • 長い会話では大事な条件を繰り返す

参考:OpenAI「Prompt engineering」ガイド(推論モデルとGPTモデルの違い)、Wikipedia「Generative pre-trained transformer」。

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