役割を与えると、答えの視点・用語・詳しさ・口調がその役割らしく変わるので、目的に合った答えを得やすくなります。ただし、役割を与えても知識の正確さが上がるわけではありません。役割よりも、誰に向けて、何を判断するための答えがほしいかを書くほうが効くことも多いです。
効果が出やすい役割の与え方
| 弱い | 強い |
|---|---|
| あなたは専門家です | あなたは中小企業の経理を20年担当してきた担当者です。経理に詳しくない社長に説明する立場で答えてください |
| あなたは先生です | あなたは小学4年生の担任です。分数が苦手な子に、身近な例で説明してください |
| 英語の先生として | あなたは英文メールの添削者です。ビジネスで失礼にならないかを基準に、直した理由も書いてください |
役割を使うと便利な場面
- 立場を変えた意見:「お客さんの立場で、この案内文の分かりにくい点を挙げて」
- 練習相手:面接官・取引先・英会話の相手(役を演じさせて練習)
- 複数の視点:「営業・経理・法務の3人の立場で検討して」(専門家に議論させる)
「医師として」「弁護士として」と役割を与えても、ChatGPTが資格を持った専門家になるわけではありません。医療・法律の判断は専門家に確認してください(医療・法律・お金の情報の確かめ方)。
OpenAIのプロンプトガイドでも、指示の最初に「アイデンティティ(目的・話し方・目標)」を書く構成が紹介されています。