思考(Thinking)モデルには、細かい手順より、ゴール・制約・成功の基準・使える資料を伝えるのがコツです。OpenAIのガイドは、推論モデルを「細部を任せられる経験豊富な同僚」、すばやいGPTモデルを「はっきりした指示が必要な若手」にたとえています。
伝えるとよい4つのこと
- ゴール:「来期の販促費を、効果の高い施策に配分し直したい」
- 制約:「総額は変えない。既存の契約は動かせない」
- 成功の基準:「根拠となる数字を示し、上司が5分で判断できる形に」(採点基準)
- 材料:「添付の昨年の実績データだけを使って」(資料を根拠に答えさせる)
向いている依頼・向いていない依頼
向いている
- 複数の条件を満たす計画づくり
- データからの分析・判断
- 難しい問題の解法
- プログラムの設計
Instantで十分
- あいさつ文・言い換え
- 短い要約
- 単純な形式変換
思考モデルは時間と利用枠を多く使います。下書きはInstant、判断や最終チェックだけThinking、という組み合わせが効率的です(モデルの選び方)。
出典:OpenAI「Prompt engineering」ガイド(Reasoning models vs. GPT models)。